理事長ご挨拶
あさひ保育園の始まりは、かれこれ20年前の子育てサークルが出発点となっています。
「どんな子に育ってほしい?」「そうなるには今どんな環境を用意したらいいの?」と、お母さん同士で親としてのテーマをたくさん話し合い、子どもたちは兄弟姉妹のように戯れ、けんかし、育ち合いました。
子育て中の戸惑いを一緒に考えてくれる仲間がいて、いろんな方々に助言してもらった温かい言葉や勇気づけられたこと、子どもの成長の足跡・・・沢山の人の中で温かく支えられ、共に子育てを考えられる・・・そんな数々の体験が今のあさひ保育園の基盤となっています。
その後、認可外の託児所「たんぽぽ保育室」と放課後児童クラブ「ひまわりクラブ」「あさがおクラブ」開設を経て、平成22年5月に「社会福祉法人 太陽」を設立し、平成23年4月にあさひ保育園開園に至ります。
子どもを取り巻く環境は日々変化していきます。
そんな中でも、子どもが子どもとして育つに相応しい本来の環境とはなんなのかを保護者と保育者が共に考え、親も子も保育者も育ち合っていけるような保育所でありたいと思います。
健全な大人社会の中でこそ健全な子ども社会が育つように、私たち大人が建設的に意見を交わしお互い協力し合えることが、大切な子育て環境の一つであると考えています。
すべての子が我が子であり、子どもたちは地域の宝物。
その受け皿となれるように、今後も子育て支援に力を注いでいきたいです。
理事長 榊原 千恵美