学童について
育てたいのは「共に生きる力と心」「共感しあえる子ども集団」です。
子ども自らやろうとする力が育つように
学習で育つ
勉強は本来、解らない事が解るようになっていくとても楽しいこと。
みんなで机をならべ、解るようになった楽しさ、出来るようになった楽しさをみんなで分かち合え、子どもが本来持っている学習意欲を育むことを目的として、毎日の学習タイムを設けます。
成績を上げるための学習ではなく低学年は毎日の学習習慣が身につくように机に向かう習慣、集中して丁寧に取り組む習慣を身につけます。高学年は自分のこととしてやろうとする力が身に付くように、宿題の計画を自分で立て自分で管理し、目標をもって取り組めるようにしていきます。
普段は学校の宿題、塾の宿題等おのおのの課題を毎日やります。
入学当初は宿題がないので、本人のレベルに合わせたプリントと筆記用具を学童用としてご家庭で準備してくださるよう、お願い致します。
遊びで育つ
指導員は子どもたちを楽しませ遊び相手だけの存在ではありません。
子ども自ら遊びを生み出す創造性と意欲、仲間とともに創り上げていく協調性が遊びの中から育つところを見守っていきます。
みんなで企画の準備をしたり、鬼ごっこ・かくれんぼ・ドッヂボール等子ども同士で考え触れ合える環境を用意し、子どもたちから創り出された遊びを大切にしたいと考えています。
個々でのめりこんでしまうゲーム機やカード等は持ち込みをご遠慮願います。
暮らしで育つ
夕方6時くらいになったら遊び道具を片づけて、帰るモードに気持ちを切り替えていきます。片づけをしていきながら、掃除を指導員も子どももみんなでやります。学童の保育室はみんなのお部屋。私もあなたも気持ち良くすごすには、私に何ができるかな?時には誰が出したかわからないおもちゃもありますが、そこにいるみんなで声を掛け合って、みんなで片づけたら気持ちがいいです。
お掃除・食事・後片付け…暮らしを楽しむことができる子は、生きていることそのものが楽しめます。
困難を乗り越えようとする力が育つように
子ども同士のトラブルは、どちらが先にやってどちらが悪いかではなく、そのことを本人たちがどう考えてこれからどうしていくか…を問うことが大切だと考えています。
認めあえる仲間となっていけるように、見守っていきたいです。
自分で自分の身の安全を守れる力が育つように
身の危険を自ら予測する力を身につける。夏のプール遊びの行き帰り、遠出のお出かけを通して、管理的な安全対策ではなく子どもたちが自ら気にかけるよう、みんなで安全を見合うように配慮しています。
子どもの遊びは非常に創造性に富み、絶対安全な遊びばかりではなく、多少の危険もはらみつつ、遊びや体験を通して危険を回避する力が養われていきます。あれはだめ、これは危ないと言われず、自由に遊んでいる子は事故が少ないです。自分で自分を守れる力が育つように、子ども自ら感じ取れる力が身に付くように安全面に配慮したうえ現場の指導に力を入れていきたいです。